週刊金曜日 (2026年06月3週目号) [雑誌]
■憲法の現場から・沖縄
沖縄の人々にとって戦争を巡る重要な日は二つある。一つは1945年の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」。もう一つは72年5月15日に果たした日本への復帰を由来とする「沖縄本土復帰記念日」だ。平和国家をうたった日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だったが、米国の統治下にあった沖縄での適用は、四半世紀も後だった。
復帰から半世紀余。いまも沖縄には米軍専用施設の7割が集中するだけでなく、新たな米軍基地の建設が進み、自衛隊基地も国境の島々で次々に新設と拡張が続く。憲法9条が宣言した戦力不保持の理念は遠く、「基地のない平和な島」を念願した県民の目に憲法はどのように映っているのか。
●復帰運動世代を落胆させた「平和」理念の形骸化
「番外地」への逆行ではなく「活憲」の追求を
潮平芳和
平和国家の理想を求めて「祖国復帰」したはずの沖縄で、安全保障が憲法より優先されるかのような事態が続く。自衛隊の「南西シフト」に伴い再び戦場になるという不安も広がる。地元住民の声を聞き続けてきたジャーナリストが、憲法の理念を生かしてこなかったこの国のあり方を問う。
●日本最西端・与那国島、「台湾有事」の最前線 配備から10年の実情
「国策」が島の日常に落とす影
西村仁美
琉球弧の西端に位置し、過去には海洋貿易で栄えた歴史を持つ島も人口が年々減少。基地による活性化を期待した町当局は今では自治への影響を懸念する。そうした中、基地の拡張予定地に土地を持つ一人の男性住民に話を聞いた。
●辺野古沖土砂採取の宮城島、基地で揺れる宮古島から報告
軍事要塞化に抗う「足の戦術」
下地毅
沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設や自衛隊の「南西シフト」が進むなか、「沖縄を再び戦場にさせない」と、ふるさとの軍事要塞化に抵抗する人たちがいる。その思いを、地元ジャーナリストが現場から報告する。
●【9条】学習院大学教授青井未帆さんに聞く
日本を救う最強の「防波堤」を高市首相が改定する狙いは?
聞き手・まとめ/半田滋
高市早苗首相は4月の自民党大会で憲法改正へ向けた意欲を語った。しかし3月にはトランプ米大統領の求めたホルムズ海峡への自衛隊派遣を断るなど、過去を振り返っても、日本が米国の戦争に巻き込まれる危機を憲法9条の歯止めにより、何度も回避している。防衛ジャーナリストの半田滋氏が自身の見解を交え、青井未帆教授(憲法学)に話を聞いた。
沖縄の人々にとって戦争を巡る重要な日は二つある。一つは1945年の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」。もう一つは72年5月15日に果たした日本への復帰を由来とする「沖縄本土復帰記念日」だ。平和国家をうたった日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だったが、米国の統治下にあった沖縄での適用は、四半世紀も後だった。
復帰から半世紀余。いまも沖縄には米軍専用施設の7割が集中するだけでなく、新たな米軍基地の建設が進み、自衛隊基地も国境の島々で次々に新設と拡張が続く。憲法9条が宣言した戦力不保持の理念は遠く、「基地のない平和な島」を念願した県民の目に憲法はどのように映っているのか。
●復帰運動世代を落胆させた「平和」理念の形骸化
「番外地」への逆行ではなく「活憲」の追求を
潮平芳和
平和国家の理想を求めて「祖国復帰」したはずの沖縄で、安全保障が憲法より優先されるかのような事態が続く。自衛隊の「南西シフト」に伴い再び戦場になるという不安も広がる。地元住民の声を聞き続けてきたジャーナリストが、憲法の理念を生かしてこなかったこの国のあり方を問う。
●日本最西端・与那国島、「台湾有事」の最前線 配備から10年の実情
「国策」が島の日常に落とす影
西村仁美
琉球弧の西端に位置し、過去には海洋貿易で栄えた歴史を持つ島も人口が年々減少。基地による活性化を期待した町当局は今では自治への影響を懸念する。そうした中、基地の拡張予定地に土地を持つ一人の男性住民に話を聞いた。
●辺野古沖土砂採取の宮城島、基地で揺れる宮古島から報告
軍事要塞化に抗う「足の戦術」
下地毅
沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設や自衛隊の「南西シフト」が進むなか、「沖縄を再び戦場にさせない」と、ふるさとの軍事要塞化に抵抗する人たちがいる。その思いを、地元ジャーナリストが現場から報告する。
●【9条】学習院大学教授青井未帆さんに聞く
日本を救う最強の「防波堤」を高市首相が改定する狙いは?
聞き手・まとめ/半田滋
高市早苗首相は4月の自民党大会で憲法改正へ向けた意欲を語った。しかし3月にはトランプ米大統領の求めたホルムズ海峡への自衛隊派遣を断るなど、過去を振り返っても、日本が米国の戦争に巻き込まれる危機を憲法9条の歯止めにより、何度も回避している。防衛ジャーナリストの半田滋氏が自身の見解を交え、青井未帆教授(憲法学)に話を聞いた。
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■憲法の現場から・沖縄
沖縄の人々にとって戦争を巡る重要な日は二つある。一つは1945年の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」。もう一つは72年5月15日に果たした日本への復帰を由来とする「沖縄本土復帰記念日」だ。平和国家をうたった日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だったが、米国の統治下にあった沖縄での適用は、四半世紀も後だった。
復帰から半世紀余。いまも沖縄には米軍専用施設の7割が集中するだけでなく、新たな米軍基地の建設が進み、自衛隊基地も国境の島々で次々に新設と拡張が続く。憲法9条が宣言した戦力不保持の理念は遠く、「基地のない平和な島」を念願した県民の目に憲法はどのように映っているのか。
●復帰運動世代を落胆させた「平和」理念の形骸化
「番外地」への逆行ではなく「活憲」の追求を
潮平芳和
平和国家の理想を求めて「祖国復帰」したはずの沖縄で、安全保障が憲法より優先されるかのような事態が続く。自衛隊の「南西シフト」に伴い再び戦場になるという不安も広がる。地元住民の声を聞き続けてきたジャーナリストが、憲法の理念を生かしてこなかったこの国のあり方を問う。
●日本最西端・与那国島、「台湾有事」の最前線 配備から10年の実情
「国策」が島の日常に落とす影
西村仁美
琉球弧の西端に位置し、過去には海洋貿易で栄えた歴史を持つ島も人口が年々減少。基地による活性化を期待した町当局は今では自治への影響を懸念する。そうした中、基地の拡張予定地に土地を持つ一人の男性住民に話を聞いた。
●辺野古沖土砂採取の宮城島、基地で揺れる宮古島から報告
軍事要塞化に抗う「足の戦術」
下地毅
沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設や自衛隊の「南西シフト」が進むなか、「沖縄を再び戦場にさせない」と、ふるさとの軍事要塞化に抵抗する人たちがいる。その思いを、地元ジャーナリストが現場から報告する。
●【9条】学習院大学教授青井未帆さんに聞く
日本を救う最強の「防波堤」を高市首相が改定する狙いは?
聞き手・まとめ/半田滋
高市早苗首相は4月の自民党大会で憲法改正へ向けた意欲を語った。しかし3月にはトランプ米大統領の求めたホルムズ海峡への自衛隊派遣を断るなど、過去を振り返っても、日本が米国の戦争に巻き込まれる危機を憲法9条の歯止めにより、何度も回避している。防衛ジャーナリストの半田滋氏が自身の見解を交え、青井未帆教授(憲法学)に話を聞いた。
沖縄の人々にとって戦争を巡る重要な日は二つある。一つは1945年の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」。もう一つは72年5月15日に果たした日本への復帰を由来とする「沖縄本土復帰記念日」だ。平和国家をうたった日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だったが、米国の統治下にあった沖縄での適用は、四半世紀も後だった。
復帰から半世紀余。いまも沖縄には米軍専用施設の7割が集中するだけでなく、新たな米軍基地の建設が進み、自衛隊基地も国境の島々で次々に新設と拡張が続く。憲法9条が宣言した戦力不保持の理念は遠く、「基地のない平和な島」を念願した県民の目に憲法はどのように映っているのか。
●復帰運動世代を落胆させた「平和」理念の形骸化
「番外地」への逆行ではなく「活憲」の追求を
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平和国家の理想を求めて「祖国復帰」したはずの沖縄で、安全保障が憲法より優先されるかのような事態が続く。自衛隊の「南西シフト」に伴い再び戦場になるという不安も広がる。地元住民の声を聞き続けてきたジャーナリストが、憲法の理念を生かしてこなかったこの国のあり方を問う。
●日本最西端・与那国島、「台湾有事」の最前線 配備から10年の実情
「国策」が島の日常に落とす影
西村仁美
琉球弧の西端に位置し、過去には海洋貿易で栄えた歴史を持つ島も人口が年々減少。基地による活性化を期待した町当局は今では自治への影響を懸念する。そうした中、基地の拡張予定地に土地を持つ一人の男性住民に話を聞いた。
●辺野古沖土砂採取の宮城島、基地で揺れる宮古島から報告
軍事要塞化に抗う「足の戦術」
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沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設や自衛隊の「南西シフト」が進むなか、「沖縄を再び戦場にさせない」と、ふるさとの軍事要塞化に抵抗する人たちがいる。その思いを、地元ジャーナリストが現場から報告する。
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日本を救う最強の「防波堤」を高市首相が改定する狙いは?
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高市早苗首相は4月の自民党大会で憲法改正へ向けた意欲を語った。しかし3月にはトランプ米大統領の求めたホルムズ海峡への自衛隊派遣を断るなど、過去を振り返っても、日本が米国の戦争に巻き込まれる危機を憲法9条の歯止めにより、何度も回避している。防衛ジャーナリストの半田滋氏が自身の見解を交え、青井未帆教授(憲法学)に話を聞いた。
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沖縄の人々にとって戦争を巡る重要な日は二つある。一つは1945年の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」。もう一つは72年5月15日に果たした日本への復帰を由来とする「沖縄本土復帰記念日」だ。平和国家をうたった日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だったが、米国の統治下にあった沖縄での適用は、四半世紀も後だった。
復帰から半世紀余。いまも沖縄には米軍専用施設の7割が集中するだけでなく、新たな米軍基地の建設が進み、自衛隊基地も国境の島々で次々に新設と拡張が続く。憲法9条が宣言した戦力不保持の理念は遠く、「基地のない平和な島」を念願した県民の目に憲法はどのように映っているのか。
●復帰運動世代を落胆させた「平和」理念の形骸化
「番外地」への逆行ではなく「活憲」の追求を
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平和国家の理想を求めて「祖国復帰」したはずの沖縄で、安全保障が憲法より優先されるかのような事態が続く。自衛隊の「南西シフト」に伴い再び戦場になるという不安も広がる。地元住民の声を聞き続けてきたジャーナリストが、憲法の理念を生かしてこなかったこの国のあり方を問う。
●日本最西端・与那国島、「台湾有事」の最前線 配備から10年の実情
「国策」が島の日常に落とす影
西村仁美
琉球弧の西端に位置し、過去には海洋貿易で栄えた歴史を持つ島も人口が年々減少。基地による活性化を期待した町当局は今では自治への影響を懸念する。そうした中、基地の拡張予定地に土地を持つ一人の男性住民に話を聞いた。
●辺野古沖土砂採取の宮城島、基地で揺れる宮古島から報告
軍事要塞化に抗う「足の戦術」
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沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設や自衛隊の「南西シフト」が進むなか、「沖縄を再び戦場にさせない」と、ふるさとの軍事要塞化に抵抗する人たちがいる。その思いを、地元ジャーナリストが現場から報告する。
●【9条】学習院大学教授青井未帆さんに聞く
日本を救う最強の「防波堤」を高市首相が改定する狙いは?
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高市早苗首相は4月の自民党大会で憲法改正へ向けた意欲を語った。しかし3月にはトランプ米大統領の求めたホルムズ海峡への自衛隊派遣を断るなど、過去を振り返っても、日本が米国の戦争に巻き込まれる危機を憲法9条の歯止めにより、何度も回避している。防衛ジャーナリストの半田滋氏が自身の見解を交え、青井未帆教授(憲法学)に話を聞いた。
沖縄の人々にとって戦争を巡る重要な日は二つある。一つは1945年の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」。もう一つは72年5月15日に果たした日本への復帰を由来とする「沖縄本土復帰記念日」だ。平和国家をうたった日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だったが、米国の統治下にあった沖縄での適用は、四半世紀も後だった。
復帰から半世紀余。いまも沖縄には米軍専用施設の7割が集中するだけでなく、新たな米軍基地の建設が進み、自衛隊基地も国境の島々で次々に新設と拡張が続く。憲法9条が宣言した戦力不保持の理念は遠く、「基地のない平和な島」を念願した県民の目に憲法はどのように映っているのか。
●復帰運動世代を落胆させた「平和」理念の形骸化
「番外地」への逆行ではなく「活憲」の追求を
潮平芳和
平和国家の理想を求めて「祖国復帰」したはずの沖縄で、安全保障が憲法より優先されるかのような事態が続く。自衛隊の「南西シフト」に伴い再び戦場になるという不安も広がる。地元住民の声を聞き続けてきたジャーナリストが、憲法の理念を生かしてこなかったこの国のあり方を問う。
●日本最西端・与那国島、「台湾有事」の最前線 配備から10年の実情
「国策」が島の日常に落とす影
西村仁美
琉球弧の西端に位置し、過去には海洋貿易で栄えた歴史を持つ島も人口が年々減少。基地による活性化を期待した町当局は今では自治への影響を懸念する。そうした中、基地の拡張予定地に土地を持つ一人の男性住民に話を聞いた。
●辺野古沖土砂採取の宮城島、基地で揺れる宮古島から報告
軍事要塞化に抗う「足の戦術」
下地毅
沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設や自衛隊の「南西シフト」が進むなか、「沖縄を再び戦場にさせない」と、ふるさとの軍事要塞化に抵抗する人たちがいる。その思いを、地元ジャーナリストが現場から報告する。
●【9条】学習院大学教授青井未帆さんに聞く
日本を救う最強の「防波堤」を高市首相が改定する狙いは?
聞き手・まとめ/半田滋
高市早苗首相は4月の自民党大会で憲法改正へ向けた意欲を語った。しかし3月にはトランプ米大統領の求めたホルムズ海峡への自衛隊派遣を断るなど、過去を振り返っても、日本が米国の戦争に巻き込まれる危機を憲法9条の歯止めにより、何度も回避している。防衛ジャーナリストの半田滋氏が自身の見解を交え、青井未帆教授(憲法学)に話を聞いた。